オンラインセミナー「社会正義の観点から考えるLIEM(貧困や経済的排除)を背景に持つクライエントへの心理支援」

研修内容詳細

主催
(株)心理オフィスK
開催日
無期限
場所
オンライン開催
内容
LIEM(貧困や経済的排除)は、私たちの心身の健康に長期にわたり深刻な影響を与えることが、さまざまな研究から明らかにされています。すなわち、LIEMを背景にもつ方々は心理支援のニーズを抱えているといえますが、彼らは心理支援の場に来ない、あるいは来たとしても支援が継続しないことが指摘されてきました。確かにそのような傾向があることは認められていますが、それはクライエント側の要因というよりも、むしろ心理支援者側の要因であることが示唆されています。
 現在の日本では、6人に1人が貧困ライン以下の生活を強いられているとされています。この状況を踏まえると、LIEMを背景にもつ方々の心理的ニーズを理解し、彼らに適した心理支援を提供することは、心理支援者にとって基本的なコンピテンシーとして位置づけられるべきであるといえるでしょう。
 ところが、これまで日本においては、LIEMがもたらす心理的影響や、LIEMを背景にもつ方々への心理支援に関する議論が十分に行われてきたとは言えません。
 そこで本セミナーでは、近年の社会正義カウンセリングの理論も参照しながら、LIEMが私たちの発達や適応に与える影響について理解を深めた上で、日本におけるLIEMを背景にもつ方々への心理支援の現状と課題を明らかにし、心理支援者に求められるコンピテンシーについて考えていきたいと思います。
プログラム
■本セミナーで学べること
・社会正義カウンセリングの動向
・スティグマ・マイクロアグレッション・intersectionality(交差性)
・心理支援者の自己省察
・多文化・社会正義カウンセリングのコンピテンシー
・LIEMが発達や適応に及ぼす影響
・LIEMを背景に持つクライエントへの心理支援に関する心理支援者のコンピテンシー
講師
井出智博 先生
 所属:北海道大学大学院教育学研究院臨床心理学講座 准教授(福祉臨床心理学研究室)
 資格:臨床心理士、公認心理師、博士(文学)
 学会:日本心理臨床学会(広報誌編集委員会/委員)、日本福祉心理学会(常任理事、研究研修委員会/委員長)、日本人間性心理学会、日本子ども虐待防止学会(代議員、編集委員)、International Society for Prevention of Child Abuse and Neglect(ISPCAN)他
 社会活動:NPO法人子どもアドボカシーセンター札幌代表、IFCA(International Foster Care Alliance)理事/ユースプロジェクトSupportive Adult、北海道子どもの虐待防止協会副代表、一般財団法人 公認心理師試験研修センター公認心理師試験委員会委員 他
 臨床経験:児童心理治療施設、児童養護施設、乳児院の心理職、スクールカウンセラー他
参加対象者
臨床心理士、公認心理師、医師、心理職、カウンセラー、精神保健福祉士、社会福祉士、言語聴覚士、理学療法士、作業療法士、介護福祉士、看護師、保育士、教師などの資格をもつ対人援助の専門家、大学院生など。貧困や経済的排除の方への心理支援などに興味を持っていればどなたでも参加可能です。
参加費
5,500円
・体調不良、急用、家庭の用事など個人的な理由であってもキャンセルの場合には返金します。
・支払い方法は銀行振込、コンビニ払い、クレジットカード払いがあります。
・自治体などで請求書払いが必要な方は以下の申し込みフォームからご連絡ください。
https://s-office-k.com/professional/seminar-bill
申し込み方法
参加希望者は以下から申し込みください。
https://s-office-k.com/product/semi-liem-social-justice
申込期限
無期限
問い合わせ先
info@s-office-k.com
URL
https://s-office-k.com/product/semi-liem-social-justice
〒732-0052
広島市東区光町1丁目11-5  チサンマンション広島1111号
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