はじめて学ぶ心理職による自殺予防
- 主催
- 心理職支援団体MOSS(モス)
- 開催日
- ・セミナー1:24年8月18日(日)10:00~12:00 、セミナー2:24年9月1日(日)10:00~12:00
- 場所
- オンライン(Zoom)※アーカイブ配信あり
- 内容
- 日本における自殺者数は、毎年2万人を超えており、自殺予防は対人援助職にとって大きな課題となっています。心理職も自殺対策に関して様々な役割が求められています。例えば、子どもたちへの心理教育の実施等、事前に様々な対策を行いすべての人の自殺を予防する一次予防、自殺企図があった方や、今まさに危機状態にある方への対応を行う二次予防、自死があった後に遺された方々への心のケアを行う三次予防等が挙げられます。
本研修では、心理職による自殺予防について、研究者としての立場からお伝えします。特に一次予防と二次予防について、その理論と実際のプロセスを学んでいただければと思います。
「自殺」については、心理職のどの領域においても、出会う可能性がある課題です。知識を身につけたうえで、自分がどのように心理職として関わっていくことができるかを考える機会にぜひご参加ください。
<本研修で得られること>
・自殺予防の基本的知識を身につけることができる
・自殺予防における心理職の役割と支援方法について学ぶことができる
・架空事例を通じて、自殺予防と対応について具体的に検討する練習ができる
- プログラム
- ・心理職による自殺予防の基本的知識
ー一次予防~三次予防
ー多職種との連携
・自殺予防の具体的なプロセス
ーアセスメント
ー危機介入
- 講師
- 髙橋 あすみ 氏
北星学園大学 社会福祉学部 心理学科 専任講師。
博士(医学)。臨床心理士。公認心理師。
大学における自殺対策や、インターネットやメディアと自殺の問題を研究テーマとする。
日本自殺予防学会広報委員会、日本心理臨床学会自殺対策専門部会、日本公認心理師協会社会貢献活動委員会自殺対策チーム、自殺総合対策東京会議などで委員を務め、自殺予防の研修実施や計画策定に携わる。
大学在学中から自殺予防の啓発活動に取り組み、2017年より大学院で大学生に対する自殺予防教育の開発に取り組む傍ら、精神保健福祉センターでの自殺対策、特定非営利活動法人OVAで自殺念慮を抱える人を対象としたインターネット・ゲートキーパーの活動や研究に従事。
近著に『メディアと自殺:研究・理論・政策の国際的視点』(人文書院・共監訳)、『ウツパン ―消えてしまいたくて、たまらない―』(新潮社・共監修)。
<講師からのメッセージ>
心理職においても、専門的に学ぶ機会や話し合う機会の少ない「自殺」というテーマは、学び方や向き合い方が難しい課題の一つです。特に自殺について他者と話す必要がある場面では、「どのようにすれば適切なのか」という不安が頻繁に生じます。自殺に関する気持ちや経験を打ち明けること、それを聴くこと、考えを尋ねること、集団に対して予防教育を行ったり自殺の報道について伝えること――これらに関する基本的な知識を学び、具体的に考えてみることで、不安を抱えながらも、このテーマに向き合い取り組むための少しの勇気と自信を養う機会になれば幸いです。
- 参加対象者
- ・公認心理師や臨床心理士等、守秘義務のある対人援助職(受験資格保有者を含む)
・大学院生(心理・医学・教育・福祉系)
- 定員
- 95名(先着順)
- 参加費
- ・参加チケット(アーカイブ視聴付き)…6,500円(MOSSアカデミー会員:無料、学生:3,000円)
※本研修は、会員サービス「MOSSアカデミー」の参加無料の対象研修です。会員の方は、「専用の参加無料コード」をご入力ください。
※心理系大学院受験対策塾プロロゴスさんのコミュニティにご参加の方、また、MOSSのPeatixフォロワーの方はチケット購入の際に「割引コード」をご入力ください。
※ 学生の方は、チケット購入の際に割引コード「student」を入力し、事前アンケートにて所属大学等をご回答ください。
- 申し込み方法
- ▼下記のお申込みページ(Peatix)をご参照ください。
https://moss-seminar-240818.peatix.com/
- 申込期限
- 2024年8月15日 (木) 23:55まで
- 問い合わせ先
- ご不明点などございましたら下記よりお問い合わせくださいませ。
?https://forms.gle/6o2TByMLLLwrBkiY6
- URL
- https://moss-seminar-240818.peatix.com/