こども・思春期精神分析セミナー
- 主催
- 木部則雄
- 開催日
- 第1回(5月11日), 第2回(7月13日), 第3回(9月14日) ,第4回(11月9日), 第5回(1月11日) ,第6回(3月8日)
- 場所
- TKP 市ヶ谷カンファレンスセンター、オンライン(Zoom)
- 内容
- 2025年度こども・思春期精神分析セミナー「精神分析とひきこもり心性」
日本において「ひきこもり」が社会的問題として注目されるようになり久しく、多様な取り組みがなされています。「ひきこもり」には、「生物−心理−社会」的な様々な要因が複雑に絡み合っています。また、何らかの精神疾患が併存している場合も多く、長期化・高年齢化の問題もあります。児童期・思春期においては、「不登校」の問題とも関連してきます。
一方で、「ひきこもり」は、社会現象或いは症状としての「ひきこもり」だけではありません。本セミナーでは、こうした「ひきこもり」だけでなく、普通の社会生活を営んでいても、現実との接点がない人たちの心性についても焦点を当てます。例えば、自閉スペクトラム症(ASD)を抱える人たちもそうでしょう。更に言えば、芸術家は自らの世界にひきこもり、作品制作に没頭し、完成させます。「ひきこもり」をこうした広い視野でとらえるならば、「孤高」とも「孤独」とも言える状態も含んでいます。これは広く言えば、自己愛というテーマに集約されるかもしれません。
このような「ひきこもり」心性について、精神分析的な観点からはどのように理解することができるでしょうか。また、精神分析アプローチはこの問題にいかに貢献できるでしょうか。2025年度は、ポスト・クライン派の理解に加え、ユング派の田中康裕先生、精神病理学の内海健先生をお迎えし、多様な観点から議論を行います。
今回も、会場参加とZoom参加のハイブリット開催をいたします。これまで参加できなかった関東以外の臨床家の方々のご参加も歓迎いたします。
主催:こども・思春期精神分析研究会 木部 則雄
- 講師
- ◆日程・講師
第1回(5月11日)
講師:木部則雄 司会:吉沢伸一 事例提示:藤原麻由
第2回(7月13日)
講師:田中康裕 司会:木部則雄 事例提示:斎藤真樹子
第3回(9月14日)
講師:内海健 司会:木部則雄 事例提示:福島渉
第4回(11月9日)
講師:��野晶 司会:木部則雄 事例提示:小川基
第5回(1月11日)
講師:飛谷渉 司会:木部則雄 事例提示:石川絵理
第6回(3月8日)
講師:平井正三 司会:木部則雄 事例提示:小笠原貴史
- 参加対象者
- こども・思春期を対象とした精神分析的セラピーに関心のある医師、心理臨床家、もしくは現在専門的にそれらを学んでいる大学院生等の学生
- 定員
- 会場・Zoom各50名(先着順)
- 参加費
- 44,000円(消費税を含む)
- 申し込み方法
- 下記のURLから「こども・思春期精神分析研究会」のHPにアクセスしていただき、セミナページよりお申し込みください。
https://kodomo-psychoanalysis-sg.com/seminar/y2025/2559/
- 申込期限
- 2024年2月29日
- 問い合わせ先
- https://kodomo-psychoanalysis-sg.com/contact/
- URL
- https://kodomo-psychoanalysis-sg.com/seminar/y2025/2559/
- 備考
- メールにてチラシを添付させていただきます。
お手数おかけしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。