はじめて学ぶ いじめ問題における心理的支援
- 主催
- 心理職支援団体MOSS(モス)
- 開催日
- セミナー1:2025年4月6日 (日) 10:00〜12:00、セミナー2:2025年4月20日 (日) 10:00〜12:00 ※ アーカイブ動画はセミナー1・2ともに、終了後から2~3日以内に配信します
- 場所
- オンライン(Zoom)
- 内容
- いじめ問題は社会全体で取り組むべき重要な課題の一つです。心理職は、被害側・加害側双方の心理的支援に加え、学校組織や家庭との連携も、さらにはいじめを防止のための予防的介入や心理教育の実施が求められています。
本研修では、いじめの背景要因やいじめにおける現在の課題、心理職が担う役割など、いじめ問題についての基本的知識からお伝えします。また、被害側、加害側それぞれへの心理的支援、学校組織への対応方法についても具体的にご説明します。加えて、架空事例を通じて参加者の皆様にも心理職としての対応を検討していただきます。
いじめ問題について心理職として何をどのように実践すべきか、学びを深め、現場で活かせる力を身につける機会になればと思います。
<本研修で得られること>
・いじめ問題についての現状の課題等、基本的知識を学べる
・いじめ問題に対する心理職としてのアセスメントと介入方法について学べる
・架空事例を通じて、いじめ問題に対する心理的支援の方法を検討することができる
- プログラム
- ◇プログラム(主なトピック)
・いじめ問題における基本的知識と心理職としての役割
-いじめの定義と現在の課題
-いじめの背景要因
-心理職としての役割
・いじめにおけるアセスメントと介入
※ プログラムは予定ですので、内容が変更になる可能性があります。
- 講師
- 下田 芳幸(しもだ よしゆき)氏
所属:佐賀大学大学院学校教育学研究科(教職大学院)教授
経歴:九州大学大学院博士後期課程単位取得退学 博士(心理学)、富山大学人間発達科学部講師・准教授、佐賀大学大学院学校教育学研究科准教授を経て現職
専門:学校臨床心理学
所有資格:公認心理師、臨床心理士
実績等:
・書籍:石津憲一郎・下田芳幸・横田晋務 (共著) (2022). 教育・学校心理学 (ライブラリ 心理学の杜 14) サイエンス社【担当:第6章不登校、第7章いじめ、第8章非行と暴力、第9章スクールカウンセリング、第10章子どものメンタルヘルス】
・書籍:春日由美・五十嵐亮 (編著) (2023). 現場で役立つ教育相談入門 北樹出版 【担当:第6章いじめへの対応】
・学会等:(一社)日本臨床心理士会教育領域委員
・学会等:(一社)日本心理臨床学会「いじめ防止対策推進法の重大事態調査に係る心理職のためのガイドライン」編集・執筆
<講師からのメッセージ>
スクールカウンセラーが活用調査として配置の始まった1995年から、いじめ対応は重要なテーマの秘湯でした。それから約30年経った現在も、心理職に対するニーズは陰ることなく、むしろ高まり続けています。
いじめに対して国も様々な取組を進めており、心理職もその枠組の中で動くことになりますが、いじめ被害者への支援は言うに及ばず、最近は加害者への”成長支援”も求められています。一方で、単純な加害者/被害者に分けられない事例もあり、心理職は複眼的な視点をもって多様な働きかけを行う必要があります。今回、こういった心理職独自の専門性・役割について、スクールカウンセラー等学校臨床に携わる心理職を中心に、皆さんと一緒に考えていきたいと思います。
- 参加対象者
- ・公認心理師や臨床心理士等、守秘義務のある対人援助職(受験資格保有者を含む)
・大学院生(心理・医学・教育・福祉系)
- 定員
- 95名(先着順)
- 参加費
- ・参加チケット(アーカイブ視聴付き)…6,500円(MOSSアカデミー会員:無料、学生:円)
※MOSSアカデミー会員の方は、専用の無料参加コードをご入力ください
※ 学生の方は、チケット購入の際に割引コード「student」を入力し、事前アンケートにて所属大学等をご回答ください。
- 申し込み方法
- ▼下記のお申込みページ(Peatix)をご参照ください
https://moss-seminar-250406.peatix.com
- 申込期限
- 2025年4月3日(木)23:59まで
- 問い合わせ先
- ご不明点などございましたら下記よりお問い合わせくださいませ。
▼お問い合せフォーム
https://forms.gle/6o2TByMLLLwrBkiY6
- URL
- https://moss-seminar-250406.peatix.com
- 備考
- 参加者のうち申請条件を満たした臨床心理士の方が3割以上の場合、臨床心理士の更新のためのポイントを2条(4)の項目(2ポイント)で申請します。
臨床心理士資格更新ポイントの申請を希望される方は、申請条件として「原則、2回のセミナーへの当日参加と課題提出、参加後アンケートの提出が必須」となります。
セミナーへの参加は、課題提出フォームと参加後アンケートのご提出を以て確認いたします。
※ 当日参加が難しい場合も、アーカイブ動画の視聴と課題提出、参加後アンケートの提出で申請可能です。
※ セミナー内でワークが含まれる場合、アーカイブ視聴の方には追加課題が発生することがあります。
※ ポイントの申請は2025年6月に行い、2025年6月下旬頃に承認の有無が分かる予定です。